AT/PAGES
  • トップ
  • 速報
  • 経済
  • マーケット
  • 株式
  • 仮想通貨
  • FX
  • テック
  • 商品・貴金属
  • オピニオン
  • 経済指標
  • 投資を学ぶ
  • 海外FXガイド
該当する記事はありません
View All Result
  • トップ
  • 速報
  • 経済
  • マーケット
  • 株式
  • 仮想通貨
  • FX
  • テック
  • 商品・貴金属
  • オピニオン
  • 経済指標
  • 投資を学ぶ
  • 海外FXガイド
該当する記事はありません
View All Result
AT/PAGES
該当する記事はありません
View All Result

ユーロドル1.13台、「年末1.18回復」説を反対尋問する——MUFGが描いた1.1340の防衛線と1.10への地図

Takashi Suzuki Takashi Suzuki
2026年9月25日
FX
0
0
シェア
Share on FacebookShare on Twitter

市場はこう信じている——「ユーロドルは年末までに1.18〜1.19へ戻る」。FOMC直後の9月中旬時点で、MUFG(Q4予想1.18)、ナショナルバンク・オブ・カナダ(同1.18)、MTFX(同1.19)と、主要な予想は驚くほど一致していた。だが、その後2週間の現実は逆方向に走った。ユーロドルは9月9日の1.1652から8営業日で1.1367まで下落し、きょう9月24日にはMUFG自身のFXデスクが「次の重要サポートは1.1340。破れば1.10〜1.12のレンジへ下げが延びる公算が大きい」と警告するに至った。年末1.18への回復を唱える通説と、1.10台への転落を地図に描く同じ銀行のデスクノート。今日はこの通説を尋問する。本記事のデータ基準日は2026年9月24日(ニューヨーク時間午後)、ユーロドルは1.1380前後にある。

通説の陳述:なぜ「年末1.18」は信じられてきたのか

まず、通説を最も強い形で述べておく。第一に金利差の縮小である。FRBのドットチャートは年内あと1回の利上げしか示しておらず、追加余地は乏しい。一方ECBは9月10日に2.50%へ利上げし、先物は10月または12月のもう1回を織り込む。差が縮むなら、教科書的にはユーロ買いだ。第二に、利上げ直後のドル高は歴史的に長続きしにくく、FOMC直後に3社の予想を並べた際も、各社はドルの「支えられつつも不均一な」強さが2027年にかけて剥落するとみていた。第三に、ユーロは6月の1.13台から9月頭の1.1654まで3カ月かけて切り上げた上昇構造を保っており、いまの下げはその押し目にすぎない——。以上が弁護側の主張である。公平のために言えば、これは根拠のない楽観ではなく、金利差モデルに忠実な標準的読みだ。だが、本当か。

尋問1:「金利差は縮む」——だが今月、その理屈は2度負けた

証拠を見よう。9月10日、ECBは予定通り利上げした。金利差縮小説が正しければユーロは買われるはずだった。実際のユーロドルは当日の1.1616を高値圏に、そこから今日まで約250ピップス下げ続けている。9月16日にはFRBが利上げした。「ドルの追加余地は乏しい」説が正しければ反応は限定的なはずだった。実際にはドル指数は約3カ月ぶりの大幅高を演じ、その後も101台へ強含んでいる。つまり金利差縮小説は、今月2回の実地試験に2回とも負けた。理由は米国側の金利が政策金利ではなく長期ゾーンで走っているからだ。米10年債利回りは5.15%前後と2007年以来の水準にあり、財政プレミアムを含んだこの上昇は、FRBが利上げを止めても止まる保証がない。この説明には穴がある——通説の言う「金利差」は政策金利の差であって、為替を現に動かしている長期金利の差ではない。

尋問2:「いまの下げは押し目」——好材料の日に売られる相場を押し目と呼べるか

矛盾を示す1枚:利上げした通貨が売られ続けた9月(2026年9月24日時点)
読み方:ECB利上げ(9/10)の翌日から一貫して下落し、FRB利上げ(9/16)で加速した。現在値の約40ピップス下に1.1340の防衛線、その下に赤い帯=MUFGの言う1.10〜1.12の下値レンジが待つ。
1.161.141.121.109/19/89/159/22200日線(9月上旬時点1.1634)=頭上の抵抗に転化1.1340 38.2%押し(MUFG「次の重要サポート」)1.1340を割った場合の下値レンジ 1.10〜1.12(MUFG)9/9 高値1.1652 翌日ECB利上げ→下落へ9/16 FOMC利上げ→ドル高加速9/24 1.1380
出典:ECBユーロ参照レート(日次)をもとに編集部作成。9/24はCNBCの取引時間中の値。水準はMUFGノート記載

MUFGのデスクノートが挙げた証拠は端的だ。「きのう、PMI速報値が予想を上回った日に、ユーロドルは下げ続けた。それは注目に値する」(編集部訳)。好材料に反応できない相場は、悪材料には過敏に反応する——値動きの内部が弱っているサインである。テクニカルの証拠も並べる。ユーロはECB当日に200日移動平均線(当時1.1634)の終値超えを試して失敗し、以後この線は頭上の抵抗に転じた。そして現在値のすぐ下、1.1340には2025年2月の安値から2026年1月の高値までの上昇に対する38.2%押しが控える。MUFGは「この試しと突破があれば、下げは1.10〜1.12のレンジへ延びる公算が大きい」と明記した。Q4予想1.18を掲げる銀行のデスクが、30〜40ピップス下の防衛線と、その先の1.10台への地図を同時に描いている——この非対称こそ、いまの需給の実態である。公平のために言えば、38.2%押しは上昇トレンド内の健全な調整の範囲であり、1.1340で反発すれば「押し目」説は息を吹き返す。

尋問3:「ユーロ圏経済は持ち直している」——だがこれはユーロの裁判ではなくドルの裁判だ

PMIが示す景況の持ち直し自体は疑わない。だが証拠を見よう。ユーロは対円では180円台と高値圏を維持しており、弱いのは対ドルだけである。つまりこの2週間の値動きはユーロ固有の弱さではなく、ドルの全面高だ。夏のユーロ高の半分は、米財務省の買い戻し拡大に端を発した「ドル資産離れ」が作った借り物の追い風だった。その資金はいま、ビットコイン(8カ月ぶり高値)や金といった無国籍資産に向かい、ユーロを素通りしている。原油100ドルもエネルギー輸入国のユーロ圏には交易条件の逆風で、ECBの追加利上げを促す限りで支えになるという「逆・大分岐」の綱渡りは続く。ユーロ圏の景気が良くても、ドルの長期金利が5%台で走る間、この法廷の被告はユーロではなくドルであり、弁護側はドルの峠を示す証拠をまだ提出できていない。

生き残った主張と死んだ主張

主張判定理由
「政策金利差の縮小がユーロを押し上げる」死んだ(当面)ECB利上げ後もユーロ下落、FRB利上げ後もドル高。長期金利差(米10年5.15%)が主導権を握っている
「いまの下げは上昇トレンド内の押し目」執行猶予38.2%押し1.1340より上にいる間だけ有効。好材料の日に売られる内部の弱さが不利な証拠
「年末1.18〜1.19回復」生存、ただし条件付きFRBの「あと1回」が本当に最後で、米長期金利が峠を越えることが前提。期日を2027年へ繰り延べるのが現実的
「破れば1.10〜1.12へ」(MUFGデスク)生存1.1340割れという条件付きの地図として最も具体的。条件成就前に先回りする根拠はまだない
編集部の判定(2026年9月24日時点)

評決と再審条件

評決を出す。短期(今後数週間)については、弱気65対強気35。1.1340の試しは時間の問題とみるのが自然で、終値での明確な割れが出れば、MUFGの地図に従い1.12、次いで1.10台前半までの下値余地を認める。年末1.18回復説は無罪放免とはしないが、死刑にもしない——執行を2027年に猶予する、が本紙の評決である。再審条件は次の通り。①1.1340で終値ベースの反発が2日以上続き、1.15台を回復すれば短期評決を見直す。②米10年債利回りが5%を明確に割れば、ドル側の証拠が崩れるため全面再審。③ECBが10月に利上げし、かつユーロが「上がる」ようになれば(利上げで下がる現状の逆転)、金利差説の復権を認める。④逆に1.1340を割った場合は、1.10〜1.12レンジ説が新たな通説として次の尋問台に立つ。

主な参照資料(本記事で引用した外部ソース)

  • MUFGリサーチ(FXデスクノート、2026年9月24日・編集部入手、引用は編集部訳):1.1340=2025年2月安値→2026年1月高値の38.2%押し、割れれば1.10〜1.12レンジ、PMI好調日のユーロ下落への言及
  • MUFGリサーチ(mufgresearch.com):月次見通しのQ4予想1.18
  • ECB(ecb.europa.eu):ユーロ参照レートの日次推移(チャートの出典)
  • CNBC(cnbc.com):ユーロドル当日値・米10年債利回り・ドル指数

データ基準日:2026年9月24日(ニューヨーク時間午後)。相場は取引継続中で、記載の水準は変動し得る。当日値はCNBCとECB参照レートの2系統で照合した。フィボナッチ水準・下値目標はMUFGノートの記載による。

なお、ユーロドルを自己資金を抑えて取引してみたい場合は、海外FX業者の口座開設ボーナスという選択肢もある。受け取り方はXMのボーナス・キャンペーン一覧が詳しい。

本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買を推奨する投資助言ではない。評決・確率は編集部の見立てであり実現を保証しない。掲載した水準は2026年9月24日執筆時点のもので急変し得る。投資判断は自身の責任と判断で行う必要がある。

Tags: ECBFOMCFRBFX見通しユーロドル欧州中央銀行金利
Takashi Suzuki

Takashi Suzuki

大手マーケットメイカーのFXトレーディングデスクで8年以上にわたりキャリアを積み、うち3年は為替フォワードデスク、その後2年は金利(レート)デスクを担当した。さらにシンガポールではアジア・トレーディングデスクのヘッドとして4年間チームを率い、地域全体のフローとリスク管理を統括してきた。 現在もFX・金利・株式など幅広い市場で実際にトレードを行っており、機関投資家の最前線で培った実取引経験は豊富。FX・株式・暗号資産において自己のポジションを保有している。 こうした実務とマーケットでの経験をもとに、金融市場・暗号資産・FX・経済指標について、信頼性・正確性・迅速性の高い情報を届けることを目的としている。記事の内容は特定の金融商品の売買を推奨するものではなく、最終的な投資判断はご自身の責任において行ってください。

関連記事

FX

ドル円159円寸前、番付は円売り方の3勝0敗——だが西の横綱「共同介入」はまだ土俵に上がっていない

2026年9月25日
FX

158円39銭、東京が閉まっている間に|日銀利上げから5日、当局は一言も発していない

2026年9月24日
ドル円
FX

158円でレートチェック、そして5日間の休場——連休中のドル円をどう見るか

2026年9月22日

コメントを残す コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です


関連記事

FX

ドル円159円寸前、番付は円売り方の3勝0敗——だが西の横綱「共同介入」はまだ土俵に上がっていない

BY Takashi Suzuki 2026年9月25日

ドル円は9月24日に一時159円03銭と160円試しが視界に…

158円39銭、東京が閉まっている間に|日銀利上げから5日、当局は一言も発していない

2026年9月24日
ドル円

158円でレートチェック、そして5日間の休場——連休中のドル円をどう見るか

2026年9月22日

日銀は利上げした。なのに円は158円台へ——「利上げ=円高」を尋問する

2026年9月22日

ドル円予想が156円と160円に割れた理由——FOMC後の銀行FX予想は「天気予報」として読む

2026年9月18日

FRB、原油100ドルの中で利上げ再開——2022年3月16日と同じ場面、違う出発点

2026年9月18日
商品・貴金属

インフレ指標が強いのに、なぜ金は売られたのか|1980年と2013年の鏡に映す

Takashi Suzuki
2026年9月24日
0

物価上昇を示す指標が出た9月23日、金は...

なぜ好景気のニュースで株が下がるのか|米PMI58.4、10年債利回りは2007年以来の5.12%へ

2026年9月24日

3日ぶりの東京、先物は991円高で待っている|だが筆者はこの寄り付きを買わない

2026年9月24日

7兆ドルが期日を迎えた日——クアドラプル・ウィッチングが株価を動かす仕組み

2026年9月22日
メモリ株はまだ買えるのか|AI需要でMicron・SK Hynix・キオクシアに何が起きているか

【5つの要点】東京は24日に再開、1.25%適用と米中首脳会談が重なる|日経平均先物は現物より1,270円高

2026年9月22日
日銀が利上げしても円安

普通預金0.5%、短プラ2.625%——11月2日から家計に届く日銀利上げの中身

2026年9月22日

Categories

  • AI
  • FX
  • オピニオン
  • オプション戦略
  • テクニカル
  • テック
  • マーケット
  • 仮想通貨
  • 商品・貴金属
  • 株式
  • 経済
  • 編集部のおすすめ
  • 速報

タグで探す

AI関連投資 AI関連株 BOJ ECB ETF FOMC FRB FX見通し NISA USDJPY WTI原油 アップル イラン インフレ エヌビディア ケビン・ウォーシュ ゴールド ゴールドマン・サックス デル・テクノロジーズ トランプ ドル ドル円 ナスダック ビットコイン ブレント原油 メタ ユーロドル 中東 円相場 半導体株 原油 地政学リスク 日本株 日経平均 日銀 暗号資産 株価予想 為替 為替介入 米国 米国株 米雇用統計 金 金利 金融政策
該当する記事はありません
View All Result
株式

日経平均882円高、TOPIXは下落——値上がり509・値下がり998、指数を動かした3銘柄

Takashi Suzuki
2026年9月22日
株式

メモリーが東の横綱、サーバー組立は負け越し|9月18日の米国株番付

Takashi Suzuki
2026年9月22日
株式

アーム13.9%高・AMD時価総額1兆ドル|エヌビディアは1.4%高、9月21日の米半導体はCPU4銘柄だけが買われた

Takashi Suzuki
2026年9月22日
株式

「指数に採用されると株は上がる」は本当か——1990年代7.4%、直近10年0.3%、そして9月21日に出た答え

Takashi Suzuki
2026年9月22日

マーケット・株式・FX・暗号資産・経済指標のニュースを分かりやすくお届けする金融情報メディア!

  • 会社概要
  • プライバシーポリシー
  • 免責事項
  • クッキーポリシー
  • 利用規約
  • お問い合わせ
  • 海外FXガイド

© 2026 atpages.jp 無断転載を禁じます。

該当する記事はありません
View All Result
  • トップ
  • 速報
  • 経済
  • マーケット
  • 株式
  • FX
  • テック
  • 商品・貴金属
  • 仮想通貨
  • AI
  • オピニオン
  • 経済指標
  • 投資を学ぶ
  • 海外FXガイド

© 2026 atpages.jp 無断転載を禁じます。