AT/PAGES
  • トップ
  • 速報
  • 経済
  • マーケット
  • 株式
  • 仮想通貨
  • FX
  • テック
  • 商品・貴金属
  • オピニオン
  • 経済指標
  • 投資を学ぶ
  • 海外FXガイド
該当する記事はありません
View All Result
  • トップ
  • 速報
  • 経済
  • マーケット
  • 株式
  • 仮想通貨
  • FX
  • テック
  • 商品・貴金属
  • オピニオン
  • 経済指標
  • 投資を学ぶ
  • 海外FXガイド
該当する記事はありません
View All Result
AT/PAGES
該当する記事はありません
View All Result

9月の為替介入は0円、それでも2026年は27兆円で暦年最大|当局が動いた160円・164円と、動かなかった158円

Takashi Suzuki Takashi Suzuki
2026年9月30日
FX
0
0
シェア
Share on FacebookShare on Twitter

財務省は9月30日、8月27日から9月28日までの1カ月間に実施した為替介入の額を「0円」と公表した。この間、ドル円は9月3日に1日で3円59銭下げ、9月24日には158円85銭まで戻った。値動きは大きかったが、日本の当局はどちらの場面でも円を買っていなかったことが、これで確定した。それでも2026年の介入額は4〜5月の11兆7,349億円と7〜8月の15兆3,993億円を合わせて27兆1,342億円に達し、統計が残る1991年4月以降、暦年で最も多い。

0円
8月27日〜9月28日の円買い介入額(財務省、9月30日公表)
15兆3,993億円
7月30日〜8月26日の介入額(7月31日に日米協調介入)
27兆1,342億円
2026年の介入額合計(9月28日まで)。1991年4月以降の暦年で最大
156.90〜92円
9月30日17時のドル円(日本銀行公表)

まず下の1枚を見てほしい。当局が円を買ったのは、ドル円が160円前後に張りついた4月末と、164円に迫った7月末の2回である。9月の158円台では動かなかった。本稿は財務省・日本銀行・欧州中央銀行(ECB)の公表データだけを使い、介入が「どこで起き、どこで起きなかったか」を図で整理する。

当局が動いた水準、動かなかった水準

ドル円の推移(2026年4月1日〜9月29日、ECB参照値から算出)

1661621571524/15/56/37/27/318/319/294/29 159.79円 → 翌日介入7/28 163.91円(期間中の最高)9/9 153.27円9/24 158.85円 介入なし

読み方:当局が円を買ったのは4月末(159円台後半)と7月31日(協調介入、直前の7月28日は163.91円)の2回。9月24日の158.85円では動かなかった。出所:欧州中央銀行の参照レート(Frankfurter経由)、財務省。

1回目は4月30日だ。財務省の日次データによると、この日に6兆2,787億円、続く5月4日に7,802億円、5月6日に4兆6,759億円のドル売り・円買いを実施した。直前のECB参照値は4月29日の159.79円で、4月は159円前後での一進一退が続いていた。介入後の5月6日には156.21円まで下げたが、6月9日には160円を上抜け、7月28日に163.91円をつけた。4月から9月までのECB参照値では、これが最も円安の水準である。

2回目は財務大臣談話で日付が明らかになっている。片山財務相は8月3日の談話で、米国東部時間7月31日に日本の財務省が米国財務省と協調して円買い介入を実施したと公表した。財務省の月次統計は7月30日から8月26日までの介入額を15兆3,993億円としている。ただし、この額がすべて7月31日の1日分なのか、ほかの日を含むのかはまだ分からない。7〜9月期の日ごとの内訳は、11月2日から9日の間に公表される予定だ。

2026年の介入は2つの月に集中した

2026年の月次統計ごとの介入額(兆円)

1月30日公表12/29〜1/280.00兆円2月27日公表1/29〜2/250.00兆円3月31日公表2/26〜3/270.00兆円4月30日公表3/30〜4/270.00兆円5月29日公表4/28〜5/2711.73兆円6月30日公表5/28〜6/260.00兆円7月31日公表6/29〜7/290.00兆円8月28日公表7/30〜8/2615.40兆円9月30日公表8/27〜9/280.00兆円

読み方:9回の公表のうち介入があったのは2回だけで、残る7回は0円。4〜5月は日本単独、7〜8月は日米協調(7月31日)を含む。出所:財務省「外国為替平衡操作の実施状況(月次ベース)」。

財務省は介入額の総額を毎月末に、日ごとの内訳を四半期ごとに公表している。2026年に入って公表された9回の月次統計のうち、介入があったのは5月29日公表分(4月28日〜5月27日)と8月28日公表分(7月30日〜8月26日)の2回だけだ。残る7回はすべて0円である。

介入の間隔を見ると、当局の姿勢が読み取れる。4〜5月の介入後、ドル円は1カ月余りで160円台に戻ったが、当局は6月にも7月の前半にも動かなかった。次に動いたのは、164円目前まで円安が進み、米国と足並みをそろえられた7月31日だった。9月の158円台での静観は、この「単独では何度も打たない」という流れの延長線上にある。

27兆円は、暦年で過去最大

暦年の介入額の上位6年(兆円)

2026年円買い(9月28日まで)27.13兆円2003年円売り20.43兆円2024年円買い15.32兆円2004年円売り(1〜3月)14.83兆円2011年円売り14.30兆円2022年円買い9.19兆円

読み方:2026年は9月末を待たずに2003年を約6.7兆円上回った。円買い介入に限れば、従来の最大は2024年の15.3兆円。出所:財務省の介入実績全データ(1991年4月以降、四半期計)と月次統計を本誌が合算。

財務省が公表する1991年4月以降の介入実績を暦年で合計すると、2026年の27兆1,342億円はこれまで最大だった2003年の20兆4,250億円を約6兆7,000億円上回る。しかも2003年は円高を止めるための円売り介入であり、円買い介入に限れば、2024年の15兆3,233億円が従来の最大だった。2026年はその約1.8倍に当たる。数字は9月28日までの集計で、年末までに増える可能性はあっても減ることはない。

円買い介入の元手は外貨準備であり、使える額には限りがある。円売り介入なら円を刷って売ればよいが、円買い介入はドルを手放さなければならない。この非対称があるため、市場は介入の「回数」だけでなく「残り弾」も意識する。9月の0円は、当局が弾を温存したとも読めるし、158円台はまだ防衛線ではないという合図とも読める。

9月の2度の円高は介入ではなかった

9月の2度の円高——前日比の変化(円、ECB参照値)

9月3日159.60→156.01円-3.59円9月25日158.85→157.59円-1.26円

読み方:マイナスはドル安・円高を示す。どちらの日も日本の財務省は円を買っていなかった。出所:欧州中央銀行の参照レート(Frankfurter経由)、財務省(9月30日公表)。

9月には介入を疑わせる急な円高が2回あった。1回目は9月2日から3日にかけてで、ECB参照値は2日の159.60円から3日の156.01円へ3.59円下げた。2回目は9月25日で、片山財務相が閣議後の記者会見で、日米首脳会談でトランプ大統領から円安への懸念が示されたと明らかにした。ECB参照値は前日の158.85円から157.59円へ下げた。今回の統計で、日本の財務省はどちらの日も円を買っていないことが確定した。報道では、1回目は日本銀行の利上げ観測、2回目は首脳会談をめぐる発言が材料に挙げられており、いずれも売買を伴わない「言葉」と「観測」で相場が動いたことになる。

同じ記者会見では、日本銀行が9月18日夜にレートチェック(当局が銀行に相場水準を照会すること)を実施したようだとの質問も出たが、片山財務相は答えを控えた。レートチェックは売買を伴わないため、実施されていたとしても介入の統計には表れない。

残る疑問は米国側だ。財務省の統計に載るのは日本の介入だけで、米国財務省やニューヨーク連銀が単独で動いたかどうかは分からない。米国の為替操作は四半期ごとの報告で開示され、4〜6月期分は8月13日に「介入なし」と公表された。7〜9月期分が出るまで、米国単独の関与は否定も肯定もできない。本稿は米国単独の介入があったとは書かない。

30日の東京市場は月末・半期末の取引が重なった。日本銀行の公表によると、ドル円は9時時点で157.41〜43円、17時時点で156.90〜92円と、この日の東京時間に0.5円ほど円高が進んだ。日中の値幅は156.38円から157.46円である。

次の1カ月の3つのシナリオ

シナリオ本誌の見立て何が起きるか確かめる材料
円高継続35%日本銀行の追加利上げ観測が強まり、ドル円は9月9日の153.27円(ECB参照値)を試す。介入は不要になる10月1日の日銀短観で企業の想定為替レートと販売価格の見通しがどう出るか
もみ合い45%155〜159円のレンジで上下し、10月30日公表分も0円で終わる10月30日19時の月次統計(9月29日〜10月28日)
再び160円へ20%米金利の上昇でドル高が進み、4月と7月に介入が入った160円前後に戻る。当局が米国と協調できるかが焦点になる日米の財務相発言、米国の7〜9月期為替操作報告
読み方:確率は本誌の主観的な見立てで、予想を約束するものではない。どのシナリオでも、介入の有無が確定するのは翌月末の財務省公表である。

この見立てを崩す条件は1つだ。ドル円が160円を上回っても翌月末の統計が0円なら、当局の防衛線は4月や7月より上に移ったと考えるべきで、もみ合いと円高のシナリオの確率は下げる。

個人投資家のためのチェックリスト

  • 「介入があったか」は月末の財務省発表で確かめる。急な円高を介入と決めつけて取引しない。9月の2回の急騰はどちらも介入ではなかった。
  • 日付と額の確定は11月上旬。7〜9月期の日ごとの内訳は11月2日から9日の間に公表される。15兆3,993億円が何日に分かれていたかは、それまで分からない。
  • 160円前後を警戒水準として意識する。2026年の円買い介入は、ECB参照値で159円台後半と163円台の局面で行われた。ただし水準だけで決まるわけではない。
  • 外貨建て資産の円換算に注意する。介入が入ると1日で数円動く。米国株や外貨預金の円ベースの損益は、為替だけで大きく振れる。
  • FXの証拠金は余裕を持たせる。介入時は値が飛び、逆指値が想定より不利な価格で約定することがある。

7月末の日米協調介入の経緯は協調介入を確認した日の記事で、4月と7月の介入の効果は介入の効果測定の記事で検証した。トランプ大統領の円安懸念が伝わった日の値動きはこの記事、10月1日の短観の見どころは短観の予習記事にまとめている。為替の基礎はFX解説ページも参照してほしい。

主な参照

  • 外国為替平衡操作の実施状況(令和8年8月27日〜9月28日、2026年9月30日公表)/財務省
  • 同(令和8年7月30日〜8月26日、2026年8月28日公表)/財務省、同(4月28日〜5月27日、5月29日公表)/財務省
  • 過去の介入実績全データ(1991年4月〜2026年6月の日次・四半期計)と公表予定/財務省
  • 片山財務大臣の閣議後記者会見の概要(2026年9月25日)/財務省
  • 片山財務大臣談話(2026年8月3日)/財務省
  • 外国為替市況(2026年9月30日)/日本銀行
  • ユーロ参照レート(ドル円はユーロ円÷ユーロドルで算出)/欧州中央銀行、取得はFrankfurter経由
  • 米国の為替操作の四半期報告と4〜6月期の「介入なし」公表(2026年8月13日)/ニューヨーク連銀

データ基準日:財務省の介入統計は2026年9月28日まで、ドル円は9月30日17時(日本時間、日本銀行公表)。本文と図のドル円の日々の水準は、日中の高値・安値ではなく、ECB参照レート(中欧時間16時ごろの値)から本誌が算出した値で、日本銀行の公表値や市場の高値・安値とは一致しない。暦年の介入額は財務省の四半期計と月次統計を本誌が合算したもので、円売りと円買いを区別せず合計している。9月2日と9月25日の円高の原因は報道に基づく整理で、財務省は介入の有無以外を公表していない。本稿は投資判断を勧めるものではない。

Tags: USDJPYドル円円相場日本為替為替介入
Takashi Suzuki

Takashi Suzuki

大手マーケットメイカーのFXトレーディングデスクで8年以上にわたりキャリアを積み、うち3年は為替フォワードデスク、その後2年は金利(レート)デスクを担当した。さらにシンガポールではアジア・トレーディングデスクのヘッドとして4年間チームを率い、地域全体のフローとリスク管理を統括してきた。 現在もFX・金利・株式など幅広い市場で実際にトレードを行っており、機関投資家の最前線で培った実取引経験は豊富。FX・株式・暗号資産において自己のポジションを保有している。 こうした実務とマーケットでの経験をもとに、金融市場・暗号資産・FX・経済指標について、信頼性・正確性・迅速性の高い情報を届けることを目的としている。記事の内容は特定の金融商品の売買を推奨するものではなく、最終的な投資判断はご自身の責任において行ってください。

関連記事

FX

トランプ大統領が円安に懸念、ドル円は156円台へ|前回の日米協調介入は1998年、円高をもたらしたのは介入ではなかった

2026年9月28日
FX

ユーロドル1.13台、「年末1.18回復」説を反対尋問する——MUFGが描いた1.1340の防衛線と1.10への地図

2026年9月25日
FX

ドル円159円寸前、番付は円売り方の3勝0敗——だが西の横綱「共同介入」はまだ土俵に上がっていない

2026年9月25日
次の記事

米PCE、コア3.0%で予想3.3%を下回る|差の正体は7月分の改定、消費は0.9%増で貯蓄率4.1%

コメントを残す コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です


関連記事

FX

トランプ大統領が円安に懸念、ドル円は156円台へ|前回の日米協調介入は1998年、円高をもたらしたのは介入ではなかった

BY Takashi Suzuki 2026年9月28日

片山財務相は、トランプ大統領が首脳会談で円安への懸念を示した…

ユーロドル1.13台、「年末1.18回復」説を反対尋問する——MUFGが描いた1.1340の防衛線と1.10への地図

2026年9月25日

ドル円159円寸前、番付は円売り方の3勝0敗——だが西の横綱「共同介入」はまだ土俵に上がっていない

2026年9月25日

158円39銭、東京が閉まっている間に|日銀利上げから5日、当局は一言も発していない

2026年9月24日
ドル円

158円でレートチェック、そして5日間の休場——連休中のドル円をどう見るか

2026年9月22日

日銀は利上げした。なのに円は158円台へ——「利上げ=円高」を尋問する

2026年9月22日
経済

米PCE、コア3.0%で予想3.3%を下回る|差の正体は7月分の改定、消費は0.9%増で貯蓄率4.1%

Takashi Suzuki
2026年9月30日
0

米8月のコアPCE物価は前年比3.0%と...

日経平均

日経平均は4.72%安、TOPIXは2.85%高|7〜9月期に逆を向いた2つの指数とNT倍率

2026年9月30日
ARM株

TDKと太陽誘電の「東の連合」を反対尋問する|太陽誘電は一時9.19%高、前引けまでに上げ幅の6割を失った

2026年9月30日

「FRBは利上げを止める」説を反対尋問する|米消費者信頼感81.9でも30年債は5.59%、2001年以来の高さ

2026年9月30日

ニデック岸田社長が辞任、後任は戒田CTO|延期の決算は9月30日開示、株価は2日で20.8%安

2026年9月30日

アンソロピックのIPO目論見書、4〜6月期売上高115億ドルと報道|2025年は最終赤字約420億ドル、原本は未公開

2026年9月29日

Categories

  • AI
  • FX
  • オピニオン
  • オプション戦略
  • テクニカル
  • テック
  • マーケット
  • 仮想通貨
  • 商品・貴金属
  • 株式
  • 経済
  • 編集部のおすすめ
  • 速報

タグで探す

AI関連投資 AI関連株 ETF FOMC FRB FX見通し NISA USDJPY WTI原油 アップル イラン インフレ エヌビディア ケビン・ウォーシュ ゴールド ゴールドマン・サックス デル・テクノロジーズ トランプ ドル ドル円 ナスダック ビットコイン ブレント原油 ホルムズ海峡 メタ 中東 円相場 半導体株 原油 地政学リスク 日本 日本株 日米金融政策 日経平均 日銀 暗号資産 株価予想 為替 為替介入 米国 米国株 米雇用統計 金 金利 金融政策
該当する記事はありません
View All Result
日経平均
マーケット

日本の2年債利回り1.981%、1995年以来の高さ|9月の金利番付、動いたのは短い年限だった

Takashi Suzuki
2026年9月29日
AI関連株
株式

エヌビディアだけが勝ち越した9月28日の米国株番付|自社株買い1,500億ドル、米30年債は2004年以来の5.56%

Takashi Suzuki
2026年9月29日
ソフトバンクグループ株
株式

ソフトバンクGが3.35%安、OpenAI新モデル見送りで売り

Takashi Suzuki
2026年9月29日
商品・貴金属

金が一時2.7%安の4,171ドル台、原油高で10月利上げ観測69%に

Takashi Suzuki
2026年9月29日

マーケット・株式・FX・暗号資産・経済指標のニュースを分かりやすくお届けする金融情報メディア!

  • 会社概要
  • プライバシーポリシー
  • 免責事項
  • クッキーポリシー
  • 利用規約
  • お問い合わせ
  • 海外FXガイド

© 2026 atpages.jp 無断転載を禁じます。

該当する記事はありません
View All Result
  • トップ
  • 速報
  • 経済
  • マーケット
  • 株式
  • FX
  • テック
  • 商品・貴金属
  • 仮想通貨
  • AI
  • オピニオン
  • 経済指標
  • 投資を学ぶ
  • 海外FXガイド

© 2026 atpages.jp 無断転載を禁じます。