AT/PAGES
  • トップ
  • 速報
  • 経済
  • マーケット
  • 株式
  • 仮想通貨
  • FX
  • テック
  • 商品・貴金属
  • オピニオン
  • 経済指標
  • 投資を学ぶ
該当する記事はありません
View All Result
  • トップ
  • 速報
  • 経済
  • マーケット
  • 株式
  • 仮想通貨
  • FX
  • テック
  • 商品・貴金属
  • オピニオン
  • 経済指標
  • 投資を学ぶ
該当する記事はありません
View All Result
AT/PAGES
該当する記事はありません
View All Result

豪ドル米ドル見通し:CPI上振れ、0.705突破が焦点

バヒティヨル マダジモフ バヒティヨル マダジモフ
2026年10月28日
FX, オピニオン, テクニカル, 経済
0
0
シェア
Share on FacebookShare on Twitter

オーストラリアの家庭の電気代は、この1年で12.8%上がった。給油所のガソリン代は23.6%上がった。28日朝に豪統計局が公表した9月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比4.3%の上昇で、市場予想の4.2%を上回った。この数字が出た直後から豪ドルは買われ、対米ドルで一時0.7054ドルまで上がった。

本記事では、オーストラリアの家計で起きている値上がりをたどり、そこから豪準備銀行(RBA)の利上げ、豪ドル相場へと上っていく。最後に、豪ドルを持つ日本の個人の家計に引き直し、11月3日のRBAの決定までに確認すべき日付と水準をまとめる。

4.3%
9月の消費者物価(前年同月比、予想4.2%)
1.0%
7〜9月期のトリム平均(前期比、RBA見通し0.8%)
約85%
11月の利上げ確率(発表後、ブルームバーグのデータ)
0.7054ドル
豪ドル米ドルの28日高値(日本時間11時45分まで)

現場:電気代と燃料代が物価を押し上げた

豪統計局の発表によると、9月の物価上昇の中心は交通と住居だった。交通は前年同月比8.7%上昇し、その主因は自動車燃料の23.6%上昇である。燃料は9月だけで前月より9.4%上がった。世界の原油高がそのまま給油所の値札に出た形だ。住居は5.2%上昇した。内訳は電気代が12.8%、新築住宅が4.7%、家賃が3.6%である。電気代の上昇は、連邦政府による電気代補助が終わったことが主な理由だと統計局は説明している。

ここで大事なのは、値上がりが燃料や電気だけにとどまっていない点だ。RBAが最も重視する物価の指標は「トリム平均」である。値動きの大きい品目を上下から一定の割合で除いて計算するため、一時的な値上がりの影響を受けにくい。四半期のトリム平均は7〜9月期に前期比1.0%、前年同期比3.7%上昇した。前期比1.0%は市場予想どおりだったが、RBAが8月に示した見通しの0.8%を上回った。前年同期比の3.7%は予想の3.6%より高い。つまり、燃料や電気を除いても物価の上昇は続いている。

本誌は前日のプレビュー記事で、トリム平均の前期比0.8%を分かれ目に挙げた。結果は1.0%で、利上げを後押しする側に出た。

上流をたどる:物価から豪ドル相場まで

値上がりが豪ドル相場に届くまで

1原油世界の原油高自動車燃料が1年で23.6%、9月だけで9.4%上昇2家計電気代12.8%上昇(連邦政府の補助終了)交通8.7%、住居5.2%の上昇3物価統計9月のCPIは4.3%(予想4.2%)トリム平均は前期比1.0%(RBA見通し0.8%)4RBA政策金利4.60%、11月3日に決定利上げ確率は約25%(10月中旬)→約85%5豪ドル金利差の拡大観測で買い対米ドルで一時0.7054ドル

読み方:今回の物価上振れは燃料と電気から始まったが、値動きの大きい品目を除いたトリム平均も見通しを上回った。そのため利上げ観測が強まった。出所:豪統計局、豪準備銀行、オーストラリア放送協会、Yahoo!ファイナンス。

物価の上振れは、まず金利の見通しを動かした。RBAは9月29日に政策金利を0.25%引き上げて4.60%とし、2026年の利上げは合計1.00%に達している。それでも足りないという見方が広がった。オーストラリア放送協会(ABC)がブルームバーグのデータとして伝えたところでは、11月の利上げの確率は発表後に約85%まで上がった。10月21日にハウザー副総裁が「物価の見通しは8月の想定よりかなり悪い」と述べる前は、この確率は25%程度だった。

ブロック総裁も同じ28日、上院での冒頭発言で「物価上昇率は8月の基本シナリオより高くなる可能性が高い」と述べ、高い物価上昇の長期化は許容できないとの考えを示した。11月の決定そのものについての言及は避けている。

金利差で見ると、豪ドルを支える理由ははっきりしている。RBAの政策金利は4.60%、米連邦準備制度理事会(FRB)の誘導目標は3.75〜4.00%である。RBAが11月に上げればその差は広がる。一方、FRBも9月に利上げしており、12月の追加利上げが議論されている。米国の金利見通しについてはFOMCの確率をまとめた記事を参照してほしい。日本時間29日3時のFOMCの結果次第で、豪ドルの上値は抑えられうる。

豪ドル米ドルの水準:0.70ドルの床と0.7054ドルの天井

28日11時45分ごろ(日本時間)の豪ドル米ドルは0.7033ドル前後だった。この日の始値は0.7024ドル、高値は0.7054ドルである。欧州中央銀行(ECB)が毎日公表する参照レートで見ると、10月は15日の0.6911ドルが最も安く、そこから0.70ドル台を回復してきた。9月9日には0.7225ドルを付けている。過去1年の参照レートの最高は5月7日の0.7257ドル、最安は2025年11月21日の0.6446ドルだ。

豪ドル米ドルの目安となる水準

0.7257過去1年の最高(5月7日、参照レート)0.72259月9日の戻り高値(参照レート)0.705428日の高値(11時45分まで)0.703328日11時45分ごろ0.7000節目・撤退線は0.69900.691110月の安値(15日、参照レート)

読み方:今日の高値0.7054ドルを終値で上回れるかが目先の焦点。0.70ドルを割り込むと、CPI後の上げを失い10月安値が次の目安になる。水色の帯は本誌の基本シナリオ(0.700〜0.710ドル)。参照レートはECBが毎日1回公表する値で、取引時間中の高値・安値とは異なる。出所:Yahoo!ファイナンス、Frankfurter(ECBデータ)。

相場の目先の焦点は、今日の高値0.7054ドルを終値で上回れるかどうかである。上回れば、9月以来の高値圏が視野に入る。逆に0.70ドルを割り込むと、CPIで積み上げた分を失ったことになり、10月の安値0.6911ドルが次の目安になる。なお、参照レートは毎日1回の値で、取引時間中の高値・安値とは一致しない。

見通し:11月3日までのシナリオと確率

シナリオ本誌の確率想定レンジ条件
基本:高値圏でもみ合い50%0.700〜0.710ドルFOMCが据え置きで12月の判断を持ち越し、RBAは利上げを織り込み済み
上振れ:0.71ドル台へ30%0.705〜0.715ドルRBAが利上げし、追加の可能性を示す。FOMCで米金利の上昇が一服
下振れ:0.70ドル割れ20%0.691〜0.700ドルFOMCで12月利上げが強く示唆されドル高。またはRBAが据え置き

年末までの中期で見ると、本誌は0.69〜0.725ドルのレンジを想定し、上側に傾いていると判断する。根拠は、RBAが物価の見通しを引き上げる公算が大きく、日米より利上げの続く期間が長くなりうることだ。ただし、上昇の幅を抑える要因もある。RBAの利上げはすでに85%程度織り込まれており、実際に上げても「材料出尽くし」で売られる場合がある。また、燃料高が主因の物価上昇は、原油が下がれば一気に鈍る。原油相場の足元はWTI原油の記事で扱った。

撤退線も明示しておく。上振れのシナリオに賭ける場合、日足の終値で0.6990ドルを下回れば見方を改める。これは0.70ドルの節目を明確に割った水準である。

私たちの家計への換算:1万豪ドルを持っている場合

日本の個人にとって豪ドルは、外貨預金やFXでなじみのある通貨だ。円で見た価値は、豪ドル米ドルとドル円の両方で決まる。28日11時45分ごろの豪ドル円は111.13円前後で、この日の高値は111.35円だった。1万豪ドルを持っている場合の円での評価額を、いくつかの水準で計算すると次のようになる。

豪ドル円の水準1万豪ドルの円評価現在との差
114.89円(過去1年の最高、8月28日)114万8,900円+3万7,600円
111.13円(28日11時45分ごろ)111万1,300円—
110.13円(1円の円高)110万1,300円−1万円
99.22円(過去1年の最安、2025年11月7日)99万2,200円−11万9,100円

この表から分かるのは、上下の振れ幅が対称ではないことだ。過去1年の最高値まで戻っても上乗せは3万円台だが、最安値まで下がると11万円を超えて目減りする。RBAの利上げで豪ドルの金利が上がるのは、外貨預金の利息にとっては追い風である。だが、為替の動き1円分で1万円が動く。利息だけを見て判断しないことが大切だ。選択肢としては、為替が不利なときに円に戻さず豪ドルのまま持ち続ける、買う時期を分ける、FXでは損切りの水準を先に決める、といった方法がある。どれを選ぶかは各自の資金計画次第で、本誌は特定の方法を勧めない。

次に相場へ届く変化の日付

  • 29日(木)3時(日本時間):FOMCの結果発表。据え置きが大勢だが、12月の利上げにどこまで踏み込むかで米ドルが動く。
  • 29日(木):ECBの理事会。ユーロの動きを通じて米ドル全体の強弱に影響する。
  • 11月3日(火):RBAの政策決定と新しい経済見通し。利上げの有無に加え、トリム平均の見通しがどこまで引き上げられるかが焦点になる。
  • 原油相場。9月の物価上昇の大きな部分は燃料だった。原油が下がり続ければ、次の物価統計の上振れは小さくなる。

豪ドル円の見通しは豪ドル円の記事でも扱っている。FX取引の基礎や業者の選び方はFX解説ページにまとめた。

主な参照

  • 9月の消費者物価指数・7〜9月期のトリム平均・品目別の内訳/豪統計局
  • 政策金利の推移/豪準備銀行
  • ブロック総裁の上院冒頭発言(10月28日)/豪準備銀行
  • ハウザー副総裁の講演(10月21日)/豪準備銀行
  • 市場予想/investingLive
  • 11月利上げの確率(ブルームバーグのデータ)/オーストラリア放送協会
  • 豪ドル米ドル・豪ドル円の気配値(28日11時45分ごろ)/Yahoo!ファイナンス
  • ECB参照レート(過去1年の高値・安値の計算)/Frankfurter(ECBデータ)
  • FRBの政策金利(9月16日)/米連邦準備制度理事会

データ基準日:2026年10月28日(日本時間11時45分ごろ)。為替レートは取引時間中の気配値で、終値ではない。過去の水準はECBの参照レート(1日1回の値)によるもので、取引時間中の高値・安値とは異なる。過去1年の高値・安値は本誌が参照レートから計算した。9月の物価上昇率4.3%は月次CPI、トリム平均の前期比1.0%・前年同期比3.7%は四半期の系列(2025年10月以前の算出方法による参考系列)である。市場予想はinvestingLiveの集計による。シナリオの確率と想定レンジは本誌の判断であり、将来の相場を保証しない。本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買を推奨するものではない。投資判断はご自身の責任において行っていただきたい。

Tags: FOMCFX見通しRBAインフレオーストラリアオーストラリア準備銀行為替為替見通し
バヒティヨル マダジモフ

バヒティヨル マダジモフ

投資銀行で5年、リテール証券会社で3年の実務経験を積んだのち、現在もFX・株式・オプションなど幅広い市場で実際にトレードを行っている。FX取引歴は10年以上、株式投資・トレード歴は4年以上におよび、オプションをはじめとする複雑な金融商品の実取引経験も豊富。株式・株式オプション・FX・暗号資産において自己のポジションを保有している。 こうした実務とマーケットでの経験をもとに、金融市場・暗号資産・FX・経済指標について、信頼性・正確性・迅速性の高い情報を届けることを目的としている。記事の内容は特定の金融商品の売買を推奨するものではなく、最終的な投資判断はご自身の責任において行ってください。

関連記事

FX

NZドル見通し:予想外の据え置きで1.5%安

2026年10月28日
ARM株
AI

イビデン決算は29日|5%超の変動は12回中10回

2026年10月28日
FX

ユーロドル見通し:ECB前夜、1.11ドル攻防

2026年10月28日
次の記事

アルファベット決算、想定変動5.1%|過去12回で6回超え

日経平均685円高、上位5銘柄が上げ幅の121%

アドバンテスト上方修正、営業益は予想を9%上回る

コメントを残す コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です


関連記事

FX

NZドル見通し:予想外の据え置きで1.5%安

BY バヒティヨル マダジモフ 2026年10月28日

RBNZは10月28日、9割織り込まれた利上げを見送り政策金…

ARM株

イビデン決算は29日|5%超の変動は12回中10回

2026年10月28日

ユーロドル見通し:ECB前夜、1.11ドル攻防

2026年10月28日

アドバンテスト上方修正、営業益は予想を9%上回る

2026年10月28日

アルファベット決算、想定変動5.1%|過去12回で6回超え

2026年10月28日

SKハイニックス利益率80%|キオクシア13%高は妥当か

2026年10月28日
マーケット

日経平均685円高、上位5銘柄が上げ幅の121%

Takashi Suzuki
2026年10月28日
0

28日の日経平均は685円高の6万3,9...

日経平均856円高、上げの74%は5銘柄|寄り付き1時間

2026年10月28日
ARM株

注目株:アドバンテスト決算日、キオクシアは出遅れ

2026年10月28日
ポンドドル

ポンドドル見通し:英予算の日、2022年の鏡

2026年10月28日

ビットコイン8万ドル、終値では一度も割れず

2026年10月28日

WTI原油100ドル割れ、軽油は原油の1.9倍

2026年10月28日

Categories

  • AI
  • FX
  • オピニオン
  • オプション戦略
  • テクニカル
  • テック
  • マーケット
  • 仮想通貨
  • 商品・貴金属
  • 株式
  • 経済
  • 編集部のおすすめ
  • 速報

タグで探す

AI関連投資 AI関連株 ECB ETF FOMC FRB FX見通し NISA USDJPY WTI原油 イラン インフレ エヌビディア ケビン・ウォーシュ スペースX テスラ トランプ ドル円 ナスダック ビットコイン ブレント原油 ホルムズ海峡 メタ ユーロドル 中国 中東 円相場 半導体株 原油 地政学リスク 市場状況 日本 日本株 日経平均 日銀 暗号資産 株価予想 欧州中央銀行 為替 為替介入 為替見通し 米国株 金 金利 金融政策
該当する記事はありません
View All Result
FX

ドル円見通し:158円目前、介入ラインを尋問

Takashi Suzuki
2026年10月28日
商品・貴金属

銅価格6.6ドル、グラスバーグはまだ稼働67%

バヒティヨル マダジモフ
2026年10月27日
AI株全面安
AI

SKハイニックス決算は28日朝|5%超の変動は10回中4回

Takashi Suzuki
2026年10月27日
FX

ユーロドル見通し:1.118割れ、次は1.111

バヒティヨル マダジモフ
2026年10月27日

マーケット・株式・FX・暗号資産・経済指標のニュースを分かりやすくお届けする金融情報メディア!

  • 会社概要
  • プライバシーポリシー
  • 免責事項
  • クッキーポリシー
  • 利用規約
  • お問い合わせ

© 2026 atpages.jp 無断転載を禁じます。

該当する記事はありません
View All Result
  • トップ
  • 速報
  • 経済
  • マーケット
  • 株式
  • FX
  • テック
  • 商品・貴金属
  • 仮想通貨
  • AI
  • オピニオン
  • 経済指標
  • 投資を学ぶ

© 2026 atpages.jp 無断転載を禁じます。