AT/PAGES
  • トップ
  • 速報
  • 経済
  • マーケット
  • 株式
  • 仮想通貨
  • FX
  • テック
  • 商品・貴金属
  • オピニオン
  • 経済指標
  • 投資を学ぶ
該当する記事はありません
View All Result
  • トップ
  • 速報
  • 経済
  • マーケット
  • 株式
  • 仮想通貨
  • FX
  • テック
  • 商品・貴金属
  • オピニオン
  • 経済指標
  • 投資を学ぶ
該当する記事はありません
View All Result
AT/PAGES
該当する記事はありません
View All Result

ブレント原油、数時間で6ドル急落|決済は1%安

バヒティヨル マダジモフ バヒティヨル マダジモフ
2026年11月4日
マーケット, 商品・貴金属, 経済, 速報
0
0
シェア
Share on FacebookShare on Twitter

11月3日火曜の朝、ニューヨーク。米中間選挙の投票が始まったその朝、原油のトレーダーたちの画面では、北海ブレント原油先物が1バレル107.24ドルを付けていた。夜のうちに、米軍がイランのケシュム島を攻撃したと伝わっていた。数時間後、その価格は100.80ドルにあった。6ドル44セント、率にして6%の急落である。そして同じ日の決済価格は103.60ドル、前日比わずか1.17ドル安だった。

この日の原油は、何も決まっていないのに激しく動き、結局ほとんど動かなかった。その一日を巻き戻すと、いまの原油相場が何に反応し、何にまだ反応していないのかが見えてくる。

最初の見出し:最高指導者が「交渉を認めた」

最初の急落は、ブルームバーグの名を冠した速報見出しの直前に始まった。米石油情報サイトのオイルプライス・ドットコムによると、見出しは、イランの最高指導者がこれまで交渉の対象外としてきた問題について、交渉を認めたというものだった。

ところが、元になったペゼシュキアン大統領の発言は、もっと狭いものだった。最高指導者は政府に追加の交渉権限を与えた、とだけ述べ、どの問題についてかは特定していなかった。見出しと発言の距離が問題になり始めたころには、価格はもう滑り落ちていた。

2度目の急落は午前8時20分ごろに来た。中東の衛星テレビ、アルジャジーラが、カタールの仲介で示された合意案を米国が承認したと報じた時間帯である。続いて、イランが核開発で譲歩し、その見返りに凍結資産が解除されるという筋書きを伝える報道も流れた。

11月3日、ブレント原油の一日(米東部時間)

1前日11月2日:和平観測で7.6%安決済104.77ドル2夜米軍がケシュム島を攻撃「限定的」と米当局者3朝最高指導者「交渉を認めた」の見出し107.24ドルから急落開始48時20分ごろ米国が合意案を承認との報道2度目の急落(この日の安値は100.80ドル)5打ち消しイラン高官「合意はまだ遠い」カタール「合意は発表されていない」610時過ぎ104ドル近くまで戻す7決済103.60ドル(−1.17ドル)WTIは96.09ドル8大引け後API:原油在庫526.7万バレル減ブレント104.32ドル

読み方:6ドル余りの急落は、確認されていない見出しの連続のなかで起き、決済では1ドル余りの下げに縮んだ。出所:ロイター、OilPrice.com。8時20分ごろの時刻は報道に時間帯の記載がない。

打ち消し:「合意はまだ遠い」

打ち消しは二方向から来た。イランの政府高官はロイター通信に、米国との戦争を終わらせる合意には「まだ遠い」と語った。テヘランは、自らの条件が満たされるまでホルムズ海峡は再開しないという立場を崩していない。仲介役のカタールは、双方が提案を検討していると認めたうえで、合意は発表されていないと述べた。

米東部時間の午前10時を少し過ぎたころ、ブレントは104ドル近くまで戻っていた。安値から3ドル近い戻りである。オイルプライス・ドットコムの記事を書いたジュリアン・ガイガー氏は、一連の見出しが下げの原因だったとは断定できないとし、アルゴリズム取引が値動きを増幅した可能性を指摘している。誰が売ったのかは、まだ誰にも分からない。

同じ頃、東京は文化の日で市場が閉じていた。日本の投資家がこの6ドルの往復を知ったのは、翌4日の朝になってからである。

巻き戻し:前日の7.6%安から続く物語

この日の値動きは、前日から続く物語の第2幕にすぎない。11月2日、ブレントは7.6%下げて104.77ドルで引けた。イランとの和平が近いという観測が広がった日である。本誌はその下げがガソリン価格にどう届くかを追った。

その夜、米軍がケシュム島を攻撃した。米当局者は、標的は米国の資産に使われた地対空ミサイルだと説明し、別の当局者は限定的な攻撃で、大規模な戦闘の再開ではないと述べた。この攻撃に原油がほとんど反応しなかったことは、前回の記事で書いた。

二つの声:和平の売りと、在庫の買い

この相場には、二つの声がある。一つは、オランダの金融大手INGの声だ。同社はリポートで「前向きな兆しはあるが、緊張激化のリスクが去ったと考えるのはおそらく早すぎる」と書き、そのうえで「和平協議の進展をはっきり示す材料が出れば、価格はさらに下がる」と続けた。和平の見出しが出るたびに売りが走る、という構図そのものである。

もう一つの声は、米国の石油タンクから聞こえてくる。大引け後、米石油協会(API)の週間統計が伝わった。オイルプライス・ドットコムによると、10月30日までの週の原油在庫は526万7,000バレル減った。前週の203万1,000バレル減に続く取り崩しである。ガソリン在庫は142万7,000バレル増えた。

ロイター通信がまとめたアナリスト予想では、米エネルギー情報局(EIA)の統計で同じ週の原油在庫は90万バレル増える見込みだった。実現すれば5週ぶりの積み増しになる。APIの数字は、その予想と逆の方向を指している。和平の見出しが価格を押し下げようとするたびに、現物の需給が下から支えている。この日の下げが1%で止まった理由の一つは、ここにある。

数字が出た瞬間:決済価格は4週間ぶりの安値

ニューヨーク時間の午後、決済価格が確定した。ブレントは1.17ドル安の103.60ドルで、10月7日以来の安値。米国産のWTI原油は37セント安の96.09ドルで、10月14日以来の安値だった。朝の6ドルの急落は、終わってみれば1ドル余りの下げに縮んでいた。

項目水準種類出所
ブレント 11月2日104.77ドル(−7.6%)決済価格ロイター
ブレント 11月3日の朝の高値107.24ドル取引時間中オイルプライス・ドットコム
ブレント 11月3日の急落後の安値100.80ドル取引時間中オイルプライス・ドットコム
ブレント 11月3日103.60ドル(−1.17ドル)決済価格ロイター
WTI 11月3日96.09ドル(−0.37ドル)決済価格ロイター
ブレント 大引け後104.32ドル取引時間中(米東部時間16時25分)オイルプライス・ドットコム
WTI 大引け後97.24ドル取引時間中(米東部時間16時25分)オイルプライス・ドットコム
決済価格と取引時間中の価格を区別して示した。取引時間中の高値・安値は単一の報道によるもので、取引所の公表値ではない。

大引け後の取引では、API統計を受けてブレントは104.32ドル、WTIは97.24ドルまで戻している(いずれも米東部時間16時25分時点)。つまり3日の一日を通して見れば、ブレントは前日の決済価格104.77ドルから出発し、6ドルの谷を往復して、104ドル前後に帰ってきたことになる。

エピローグ:残された問いと、次の日付

この一日が残した問いは一つだ。原油は和平の「見出し」にはもう十分に反応している。だが和平の「中身」には、まだ一度も反応していない。合意案の文面も、ホルムズ海峡の再開時期も、誰も確認していないからである。見出しだけで6ドル動く相場が、本物の合意が出たときにどこまで動くのか。その答えはまだ出ていない。

次の日付は近い。米エネルギー情報局の週間在庫統計は、米東部時間4日10時30分、日本時間では5日0時30分に出る。APIが示した526万バレルの取り崩しが公式統計でも確認されるかどうか。同じ4日の東京では、休場明けの市場で三菱商事や三井物産などの総合商社が決算を発表する。原油の6ドルの往復を、エネルギー権益を抱える商社株がどう受け止めるかは、商社決算の論点で整理した。

火曜の朝、画面の前で6ドルの急落を見たトレーダーたちは、その日の終わりに1ドルの下げしか残っていないのを見た。和平の物語はまだ始まってもいない。始まったのは、見出しで動く相場という、別の物語のほうである。

主な参照

  • ブレントとWTIの決済価格、ケシュム島攻撃、イラン高官とINGの発言、EIA統計の予想(ロイター、11月3日)/Central Oregon Daily掲載のロイター記事
  • WTIの決済価格(96.09ドル)/MarketScreener(MT Newswires)
  • ブレントの急落と見出しの経緯(11月3日9時35分、米中部時間)/OilPrice.com
  • API週間在庫統計と大引け後の価格(11月3日16時、米中部時間)/OilPrice.com
  • EIA週間石油統計の公表予定/米エネルギー情報局

データ基準日:2026年11月3日の決済価格(ニューヨーク時間)。朝の高値107.24ドルと安値100.80ドル、大引け後の価格は単一の報道による取引時間中の数値で、取引所の公表値ではない。急落の時刻のうち「午前8時20分ごろ」は報道に時間帯の記載がない。急落の原因は特定されておらず、見出しとの関係は報道の指摘にとどまる。米石油協会(API)の統計は会員向けで、数値は報道によるものである。WTIの決済価格を伝えたMT Newswiresは対象を1月限と表記しており、限月の表記が報道により異なる。本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄や商品の売買を推奨するものではない。投資判断はご自身の責任において行っていただきたい。

Tags: WTI原油イランブレント原油ホルムズ海峡中東原油地政学リスク
バヒティヨル マダジモフ

バヒティヨル マダジモフ

投資銀行で5年、リテール証券会社で3年の実務経験を積んだのち、現在もFX・株式・オプションなど幅広い市場で実際にトレードを行っている。FX取引歴は10年以上、株式投資・トレード歴は4年以上におよび、オプションをはじめとする複雑な金融商品の実取引経験も豊富。株式・株式オプション・FX・暗号資産において自己のポジションを保有している。 こうした実務とマーケットでの経験をもとに、金融市場・暗号資産・FX・経済指標について、信頼性・正確性・迅速性の高い情報を届けることを目的としている。記事の内容は特定の金融商品の売買を推奨するものではなく、最終的な投資判断はご自身の責任において行ってください。

関連記事

FX

ポンドドル見通し:英利上げ前夜、200日線を突破

2026年11月4日
テスラ株価分析
オピニオン

テスラとマスク氏、テキサスで負けた賭け|2024年の鏡

2026年11月4日
AI関連株
AI

米中間選挙、民主党が両院奪還|AI株売りは本物か

2026年11月4日
次の記事

バイナンス流出63億ドル、侵入は6月から|BTC7.7万ドル

ARM株

日経平均948円安、AMD好決算でも半導体売り

ARM株

注目株:三井化学12%安、ヤマトHDは12%高

コメントを残す コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です


関連記事

FX

ポンドドル見通し:英利上げ前夜、200日線を突破

BY バヒティヨル マダジモフ 2026年11月4日

ポンドドルは米中間選挙後のドル安で200日線の1.3426ド…

テスラ株価分析

テスラとマスク氏、テキサスで負けた賭け|2024年の鏡

2026年11月4日
AI関連株

米中間選挙、民主党が両院奪還|AI株売りは本物か

2026年11月4日

銅価格2カ月半ぶり安値、電線株は銅の3倍下げ

2026年11月4日

ドル円見通し:民主優勢で157.5円、撤退線割れ

2026年11月4日
ARM株

注目株:三井化学12%安、ヤマトHDは12%高

2026年11月4日
ARM株
テック

日経平均948円安、AMD好決算でも半導体売り

Takashi Suzuki
2026年11月4日
0

休場明けの東京市場は寄り付き1時間で日経...

バイナンス流出63億ドル、侵入は6月から|BTC7.7万ドル

2026年11月4日

ドル円見通し:200日線突破、159円を試す週

2026年11月4日

ユーロドル見通し:利上げ示唆でも1.12割れの理由

2026年11月4日

AMD決算、売上見通し170億ドルで時間外6%高

2026年11月4日
米国株

米国株寄り付き1時間:半導体3%高、ショッピファイ9%安

2026年11月4日

Categories

  • AI
  • FX
  • オピニオン
  • オプション戦略
  • テクニカル
  • テック
  • マーケット
  • 仮想通貨
  • 商品・貴金属
  • 株式
  • 経済
  • 編集部のおすすめ
  • 速報

タグで探す

AI関連投資 AI関連株 ECB ETF FOMC FRB FX見通し NISA USDJPY WTI原油 イラン インフレ エヌビディア ゴールド スペースX トランプ ドル ドル円 ドル円見通し ナスダック ビットコイン ブレント原油 ホルムズ海峡 メタ ユーロドル 中東 円相場 半導体株 原油 地政学リスク 日本 日本株 日経平均 日銀 暗号資産 株価予想 欧州中央銀行 為替 為替介入 為替見通し 米国株 米雇用統計 金 金利 金融政策
該当する記事はありません
View All Result
オピニオン

米中間選挙、資産別の見通し|民主党両院は75%

バヒティヨル マダジモフ
2026年11月3日
オピニオン

米中間選挙の注目株|病院株とカード株が分岐点

バヒティヨル マダジモフ
2026年11月3日
オピニオン

注目株:キャタピラー売られすぎ、ウォルマート過熱

バヒティヨル マダジモフ
2026年11月3日
FX

NZドル見通し:雇用統計で0.5567ドル割れか

バヒティヨル マダジモフ
2026年11月3日

マーケット・株式・FX・暗号資産・経済指標のニュースを分かりやすくお届けする金融情報メディア!

  • 会社概要
  • プライバシーポリシー
  • 免責事項
  • クッキーポリシー
  • 利用規約
  • お問い合わせ

© 2026 atpages.jp 無断転載を禁じます。

該当する記事はありません
View All Result
  • トップ
  • 速報
  • 経済
  • マーケット
  • 株式
  • FX
  • テック
  • 商品・貴金属
  • 仮想通貨
  • AI
  • オピニオン
  • 経済指標
  • 投資を学ぶ

© 2026 atpages.jp 無断転載を禁じます。