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金・銀が急落:インフレ懸念とドル高でコメックス金は91ドル安、銀は4ドル下落

バヒティヨル マダジモフ バヒティヨル マダジモフ
2026年6月18日
FX, 仮想通貨, 商品・貴金属, 速報
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📌 ポイント: インフレ長期化への懸念と米ドルの強含みを背景に、金・銀価格が大幅に下落。貴金属への投資家心理が急速に悪化している。

金・銀が急落——何が起きたのか

ニューヨーク商品取引所(COMEX)では、金先物価格が1オンスあたり91ドルの大幅安を記録し、銀先物も4ドル下落した。インフレの根強さに対する懸念が再燃するなか、米ドルが主要通貨に対して強含む展開となり、ドル建てで取引される貴金属全般に売り圧力がかかった。

下落の主な要因

今回の急落を引き起こした背景には、複数の要因が重なっている。

  • インフレ長期化への懸念:米国のインフレが想定より根強く推移しており、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ時期が後ずれするとの見方が広がっている
  • 米ドルの上昇:ドル高が進むと、ドル建て資産である金・銀は相対的に割高になり、海外投資家の需要が落ち込みやすくなる
  • リスクオフ心理の変化:インフレ対策としての安全資産需要が後退し、一部資金が他の資産クラスへ移動した可能性がある

投資家への影響と今後の見通し

金はこれまで、インフレヘッジや地政学リスクへの備えとして買われてきたが、「インフレ高止まり=FRBの高金利長期化」というシナリオが現実味を帯びると、金利を生まない金の魅力は相対的に薄れる。特に実質金利が上昇する局面では、金価格には下押し圧力がかかりやすい。

銀についても同様の構図が当てはまるほか、工業用需要の動向も価格に影響するため、世界経済の減速懸念が重なると一段の下落リスクも否定できない。

短期的には、今後発表される米国の経済指標(CPIや雇用統計など)がFRBの政策見通しを左右するため、貴金属市場のボラティリティは高い水準が続く可能性がある。日本の個人投資家にとっては、円安・ドル高の為替動向も加味しながら、慎重な姿勢でポジション管理を行うことが求められる局面だ。

💡 まとめ: 金・銀の急落は短期的な調整局面の可能性もあるが、FRBの金融政策とドル動向を注視しながら、貴金属への新規投資は慎重に判断したい。

出典: Mint

バヒティヨル マダジモフ

バヒティヨル マダジモフ

投資銀行で5年、リテール証券会社で3年の実務経験を積んだのち、現在もFX・株式・オプションなど幅広い市場で実際にトレードを行っている。FX取引歴は10年以上、株式投資・トレード歴は4年以上におよび、オプションをはじめとする複雑な金融商品の実取引経験も豊富。株式・株式オプション・FX・暗号資産において自己のポジションを保有している。 こうした実務とマーケットでの経験をもとに、金融市場・暗号資産・FX・経済指標について、信頼性・正確性・迅速性の高い情報を届けることを目的としている。記事の内容は特定の金融商品の売買を推奨するものではなく、最終的な投資判断はご自身の責任において行ってください。

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